対応バージョン:365 2021 2019 2016 2013 2010
SUMIFS関数とは
SUMIFS関数とは『複数の条件に一致する数値の合計を求める』関数です。
=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,・・・)
条件が文字列の場合は、” ”(ダブルコーテーション)で 文字列を囲みます。
例) =SUMIFS(C1:C10,A1:A10,"○○")
条件範囲と条件は、127個まで指定できます。
使用例:商品名と産地、2つの条件で金額を合計する
=SUMIFS($D$2:$D$11,$B$2:$B$11,F2,$C$2:$C$11,G2)
金額合計、商品名範囲,商品名,産地範囲,産地
※他の検索用にコピーするため、金額合計・商品名範囲・産地範囲は絶対参照にしています。
「含まない」条件を設定する
条件に「○○以外」「○○ではない」(比較演算子)を設定する方法です。
条件の前に比較演算子を付けます。
=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲,”<>○○”)
条件をセル指定する場合
比較演算子だけ ” ” で囲み、&の後にセル番号を指定します。
=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲,”<>”&セル番号)
使用例:産地 岡山で桃以外の金額を合計する
=SUMIFS($D$2:$D$11,$B$2:$B$11,”<>”&F8,$C$2:$C$11,G8)
SUMIF関数との違い
SUMIF関数は条件が一つしか設定できませんが、Excel2007から複数条件が設定できるSUMIFS関数が追加されました。
条件が複数になっただけでなく、引数の位置が異なるので注意です。
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
SUMIF関数は合計範囲を最後に、SUMIFS関数は合計範囲を最初に設定します。
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